議会

議会(ぎかい)は、通常は選挙によって選出された議員によって構成され、法律の制定(立法)などを行う機関(立法府[1]。近代の議会では通常、選挙民の代表、法律の制定、政府の監視(行政監督権)の3機能を持つ。

Japanese diet inside
議会が開かれる議場の例(日本参議院)

用語

「議会」(英語: Parliament)の語源は、11世紀のフランス語: parlementで、parlerは「会話」を意味する[2]。その意味は時代によって変化し、当初は君主によって召喚された諮問機関(身分制議会)であったが、イギリスでは14世紀中旬には「イングランドとアイルランドの代表者会議」を意味するようになった[3]。議会による民主主義議会制民主主義(代表制民主主義)と呼ばれ、間接民主主義の1種である。また議会を重視する思想や制度は議会主義とも呼ばれる。

以下の英語も「議会」と訳される場合がある。

  • Legislature: 立法府、議会
  • Assembly: 集会、会議、議会

各国の議会の呼称には、それぞれの歴史や経緯が含まれている[4]。以下は主な呼称の英語表記、主な採用国、語源だが、同一の議会でも複数の呼称が使用される場合もある。

国家以外にも、多くの国際組織連邦国家地方自治体などにも、様々な呼称で議会が存在している。

歴史

近代議会は古代ギリシア古代ローマの市民総会または評議会元老院と似た部分を持っている。しかしどちらも近代議会とは歴史的に異なる性格を持ち、政治体制への組み込み方も異なるので、区別することが多い。

起源

古代ギリシア・古代ローマに存在した「民会」や「元老院」は現在の議会政治に通じるものがあり「議会」の起源といえるものであった。しかし民会は市民直接参加、元老院は貴族の会であり、「議員」ではない。

古代ギリシア

古代ギリシアでは「ポリス」と呼ばれた多くの都市国家が存在し、政治体制はそれぞれのポリスごとに異なっていた。こうしたポリスの中には市民による民主主義政治を行っていたものも少なくなく、直接民主制ないし間接民主制の議会政治が実現していた。

代表的な都市国家アテナイでは、市民が全員参加する「民会」というものや、市民によって選出された評議員で構成される「五百人評議会」と呼ばれるものが存在していた。しかし敵対する軍事都市国家スパルタとの戦争等によって、政治が不安定化し詭弁家と呼ばれるソフィスト等の出現による腐敗政治が横行したため、スパルタに敗戦後は三十人政権へと移行していく。

古代ローマ

古代ローマでは議会に相当するものとして元老院民会を挙げることができる。王政打倒後の共和政ローマでは行政政務官が担当したが、これらの政務官はローマ市民によって構成された民会を通じて選出された。もともとは王への助言機関であったといわれる元老院は政務官経験者から構成され、法案の審議や政務官候補の選出などを通して国家方針の策定に大きな影響力を握った。古代ローマでは最終的な立法権や政務官の選出権は民会が独占していたが、元老院は家長の集合から出発したという伝統を背景とした圧倒的な権威を用い、民会の動向を事実上左右することができた。

当初、政務官職は貴族(パトリキ)のみに許され、元老院は貴族によって独占されていた。身分闘争の結果、政務官職が平民(プレブス)にも開かれると有力者であれば平民でも元老院に議席を持つようになり、旧来の貴族に有力平民を加えた新貴族(ノビレス)と呼ばれる有力者層が形成されるようになった。この新貴族は元老院議員を世襲によって独占するようになり、伝統を重視してローマの政治を自分達中心に運営していこうとした(閥族派)。一方で、ノビレスの中でも閥族派には属さず、潜在的には力を持ちつづけていた民会と一般平民の力を利用して自己の勢力拡大と政治課題の実現を達成しようとする者も現れるようになった(平民派)。有力な平民派政治家に主導された民会はときに元老院の意向に反した行動をとることもあった。

こうした元老院と民会の仕組みは現在の上院下院の概念の基礎ともなり、アメリカ合衆国連邦議会等は名称や機能等制度設計などで古代ローマを参考にしている。

元老院も民会もアウグストゥスによってローマの政治体制が共和政から帝政に移行した後も存続したが、「帝政」という一つの人格に全ての権威と権限が集中する政治体制の中では徐々に形骸化していった。

近代

中世から続いた絶対王政からの脱却と言うものが多く「議会」という語はヨーロッパ中世の「封建議会」を指す場合にも用いられる。近代議会政治は英国・アメリカ合衆国・フランス等で確立し、他の諸国に普及していった。

アイスランド

アイスランドでは、930年に定住地域ごとの「シング」(民会)が統合した「アルシング」と呼ばれる「議会」が創設された。これは極めて民主的なもので議会制民主主義に基づく近代議会政治における世界最古のものと言われ現在にまで至っている。

英国

英国の封建議会は、絶対王政時代に力を弱めつつも消滅に至らず、近代議会に接続した稀な例である。英国議会は国王が掌握する行政府に課税承認権を盾にとって対抗し、行政の恣意を制限しようとした。国王との対立が決定的になると、1649年清教徒革命が生じ国王を処刑し、1688年名誉革命で国王を追放した。名誉革命以後の議会は引き続き国王の行政権力を認めたが、しだいに権限を拡大し、18世紀半ばに議院内閣制を実現して行政に対する優位を確立した。現在の歴史学会の通説では、フランスに脅威を感じたオラニエ公(後のウィリアム3世)が英国の動向に目を着け、その大義名分として権利章典の内容をなすビラをばらまいたとされる。

この過程で下院である庶民院の選挙権が拡大・公平化され、身分制・特権議会は、真に国民代表機関となった。またきわめて早くから政党が発達したため、議会だけでは世論統合のスピードが遅かっただろうところを、政党が中間団体としてよく世論をまとめ、国民に明快な選択肢を提供し続けて来たことも、英国議会政治の成功の一つの理由である。

また現在もその後のままに世襲貴族や任命貴族による上院に相当する貴族院も残存している。貴族の院という名目は形骸化し、一代貴族に任命された有識者による再考の院という側面が強くなっている。

フランス

フランスの封建議会(三部会)は、絶対王政の時代に開かれなくなった。財政難と貴族勢力排除のために1789年、国王が三部会を招集すると、三部会の第三身分(平民)議員を中心とする多数派が制度改革を求め、フランス革命がはじまった。革命派は社会契約説を根拠に国民主権を宣言し、最終的には国民主権の唯一の担い手として議会を位置づけるに至り、男性普通選挙による議会制度の憲法を制定した(1793年憲法。施行に至らず)。

以後の反動でこの理念の実現は長く妨げられたが、国内外の共和主義の理想として影響力を持った。ただフランス自身は議会主義と権威主義(ボナパルティズムなど)の間を揺れ動いた。理由の一つは、議会諸政党が一致して行政府に対抗するということが、なかなかできなかったためである。

現在では、国民直接選挙の大統領の権限・権威を強化し、議会の不安定に対する一つの回答としている。(「半大統領制」。下記に記述あり。)

アメリカ合衆国

米国では英国王の特許状で成立した各植民地が、それぞれに議会を持っていたが、13州としてまとまって1776年に独立宣言を行った「大陸会議(the Continental Congress)」が名称的に起源となって、1789年に現在に続くアメリカ合衆国議会が開始された。当初より選挙制の下院を持ち(上院は各州政府の任命)、国王が支配した行政府への嫌悪感・重税を課した英国議会への反発から、慎重に議会・行政府の権限を組み合わせた大統領制を導入し、成功した議会運営となった。

ただし黒人差別問題は長く残り、形式的には南北戦争後の1870年の憲法修正15条により、実質的には1965年投票権法により選挙権の不平等が解消されるまで、現代的自由民主主義には遠かったと言わねばならないだろう。近年大統領への権限集中が起き「帝王的大統領」と呼ばれたことがあったが、議会は機敏に大統領の権限抑制に動き、またその傾向が行き過ぎた場合は逆に大統領に「項目別拒否権」を与えるなどして、概ね安定的に制度を維持している。

制度

種類

議会制度の種類には、一つの議会を設ける一院制と、独立した二つの議会を設ける二院制がある。

二院制は、身分ごとに会合した中世ヨーロッパの身分制議会の遺制である。それぞれの議院は様々な呼ばれ方をするが、一般的に国民を平等に代表するものは「下院」と呼ばれ、身分・職能・地域などにもとづく特別な代表方式をとるものは「上院」と呼ばれる。

構成

ほとんどの議会制民主主義国家では、「議会」は国民による選挙によって選出された議員によって構成されている。「議会」は「国民の代表」である議員によって構成されていることによって、実際には政策決定の現場に関与していなくても、国民全てが関与したと擬制される(「議会の審議機能」)。

「議会」は「議院自律権」を持ち、議長や事務局の選出、議員の資格争訟、懲罰、会議運営等について「議会」が自ら行うこととされ、他からの干渉を受けないというもので国権として独立した機関を保っている。

権力分立

現在のほとんどの議会制民主主義国家では、三権分立の観点から「議会」と「政府」との役割は分担され権力の分散が図られている。多くの場合「議会」は「議決機関」、「政府」は「執行機関」と位置づけられ、それによって基本的に「議会」は「立法」を、「政府」は「行政」を司ることとされている。

役割

「議会」は「決定機関」としての「立法」を司っており、法治国家の根幹である法律を制定する機関として、国家における最高機関として位置づけられていることが多い。

行政」に対しては、予算承認権をはじめとして、行政機関である政府に対する監視・監督のための様々な権限を持つ。議会の立法権能に付随したものと言われることもあるが、国政全般について質問し、そのために証人を呼び、資料を提出させる「国政調査権」は重要な権能である。また議会が制定する法律が本来的な上位の法であり、政府が定める政令等は補完的・従属的である。

司法」に対しては、裁判官の選任または在任につき、何らかの関与をすることが多い。日本の場合は国会が国会議員で構成された裁判官弾劾裁判所裁判官訴追委員会を設置する。

政治体制

現在の政治体制は、それぞれ議会統治制議院内閣制大統領制等に大別されるが、それぞれの政治体制によって国家における「議会」の権限は異なってくる。

  • 議会統治制は、「議会」がそのまま「行政府」となり、「立法府」が「行政府」を兼ねる制度。
    スイス
  • 議院内閣制は、「議会」が「行政府」の長を選び、また辞めさせる権限を持つ。「議会」の信任のみによって「政府」が成り立つ制度。
    日本、英国、ドイツ等
  • 大統領制は、大統領が「議会」とは別に行政府の長として選出され、「議会」はこれを直接辞めさせることはできない。「議会」と行政機関である「政府」が完全に独立した制度。
    アメリカ合衆国
  • 半大統領制は、議院内閣制と大統領制の中間的存在。
    フランス、ロシア

議会と政党

「議会制」は大きく「評議会制」と「政党制」に分類されるが、現在ほとんどの国家は政党制によって政治が動いているため「議会」は「政党」という存在に深く関わってくる。

「政党」は、ルソーなどの大陸の哲学者や、アメリカ合衆国の建国の父祖達には忌み嫌われたが、実際には議員同士の派閥から始まって次第に各国にも広まった。

選挙権の拡大につれ政党は次第に議会の外に応援団を持つようになり、逆に議会の外の勢力に利用されもするようになった。特に近代、「マス・デモクラシー」状態となると、政策を広く呼びかけ、選挙時には大量に有権者を動員するシステムとして、政党の存在意義はますます高まった。また政党の選挙公約を通じて国民は意見を統合するようになり、それがために選挙公約を誓って当選した平議員に対して、公認権を握る政党指導部の権威は強まった。これが高じて議院内閣制の国では、政党を通じて国民が首相指名に関与できる事態に至った。

第二次世界大戦に至る道程で、特にイタリア王国ナチス・ドイツ一党独裁制による暴走により「議会」が機能低下したという経験から、戦後一時期、政党制について懐疑的な考えも学界には広まった。だが現実政治では政党は行政府を支配し、その各種の政治資源分配機能を支配したため、よりますます強力となった。「議会」は結論の決まった議案を審議し、時間が来れば通過させる「ラバー・スタンプ(ゴム印)」とまで揶揄されるようになった。また行政府についても、与党議員の不当な介入を許しすぎている、汚職の温床となっている、等の批判が強まることにもなった。

20世紀に至って、多くの諸国では政党を議会制度に公認するようになり、各種の補助金を出す国まで出現している。しかしその国の実情にあった政党制は何か、「議会」の審議機能の正常な運営といかに調和させるか、さらに行政府の公平な運営をどう確保するか、等どの国でも困難な模索が続いている。

議論

「議会」を構成する議員の公務遂行においては、資質(立法能力、質問能力)だけではなく、廉直性(賄賂に関与しないなど)、さらには私生活上の道徳性についてまで、国民の厳しい監視を受けるに至っている。逆に国民の信望を集めた議会ほど強いものは、現代政治の中にはないと言えよう。

議会の権限は、行政府の権力集中に対する重要な牽制となっている。独裁をもくろむ権力者は議会の諸権限を剥奪しようとするし、議会の諸権限を剥奪した権力者は独裁者に転じる。近代以降の非民主主義体制は、上記の諸権限を実質的には備えていない弱い議会を持つ、あるいは議会を全く持たないことが多い。

ただし、議会が強い権限を持つことが、そのまま民主主義体制を意味するわけではない。国民の中の少数派や多数派を排除する体制がある。初期の議会では、財産や納税額によって選挙権が制限されており、性別による制限は20世紀まで続き、人種による制限を持つ国もあった。また共産主義各国は特異な例であろうが、そこでは或る種の議会的組織(議会と名乗ることも珍しくない)が憲法上は強い権限と公平な選挙制度を持つものの、実際は選挙と選挙後の議会運営は単一または連立の与党に支配されており、かつ選挙の自由が実質的に制限され与党の内部構成も国民の多数派を排除していた、というものであった。

脚注

出典

  1. ^ 議会 - 日本大百科全書(ニッポニカ)
  2. ^ Parliament Online Etymology Dictionary.
  3. ^ Oxford English Dictionary, Third Edition, 2005, s.v.
  4. ^ 浅野雅巳、「Parliament, Congress, Dietを中心とする呼称についての諸問題」 『時事英語学研究』 1979 年 1979 巻 18 号 p. 45-53, doi:10.11293/jaces1962.1979.18_45

関連項目

2009年

2009年(2009 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる平年。平成21年。

この項目では、国際的な視点に基づいた2009年について記載する。

2012年

2012年(2012 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、日曜日から始まる閏年。平成24年。

この項目では、国際的な視点に基づいた2012年について記載する。

アメリカ合衆国大統領

アメリカ合衆国大統領(アメリカがっしゅうこくだいとうりょう、英語: President of the United States of America, 略:"POTUS")は、アメリカ合衆国の国家元首であり行政府(アメリカ合衆国連邦政府)の長である。

4年ごとのアメリカ合衆国大統領選挙(以下「大統領選挙」)によって選出される。

歴代大統領は歴代アメリカ合衆国大統領の一覧を参照のこと。

現職は2017年1月20日より第45代ドナルド・トランプが在任。

アメリカ合衆国議会

アメリカ合衆国議会(アメリカがっしゅうこくぎかい、英: United States Congress)は、アメリカ合衆国の連邦政府の立法府である。連邦議会(Congress)とも呼ばれ、アメリカ合衆国憲法の第1条により定義される。上院及び下院の二院制である。なお、解散はない。

アメリカ議会図書館管理番号

アメリカ議会図書館管理番号(アメリカぎかいとしょかんかんりばんごう、英語: Library of Congress Control Number、LCCN)とはアメリカ議会図書館における番号付け目録レコードのシリアル方式ベースシステムである。本の内容に基いて付けられるわけではないので、アメリカ議会図書館分類表との混同に注意する必要がある。

スイス

スイス連邦

Schweizerische Eidgenossenschaft(ドイツ語)Confédération Suisse(フランス語)Confederazione Svizzera(イタリア語)Confederaziun Svizra(ロマンシュ語)Confoederatio Helvetica(ラテン語)

国の標語:Unus pro omnibus, omnes pro uno(ラテン語:一人はすべてのために、そして、すべては一人のために)

国歌:Schweizerpsalm(ドイツ語)Cantique Suisse(フランス語)Salmo Svizzero(イタリア語)Psalm Svizzer(ロマンシュ語)スイスの賛歌

スイス連邦(スイスれんぽう、独: Schweizerische Eidgenossenschaft、仏: Confédération Suisse)、通称スイスは中央ヨーロッパに位置する連邦共和制国家。永世中立国であるが、欧州自由貿易連合に加盟しているほかバチカン市国の衛兵はスイス傭兵が務めている。歴史によって、西欧に分類されることもある。

ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置し、国内には多くの国際機関の本部が置かれている。首都はベルンで、主要都市にチューリッヒ、ジュネーヴ、バーゼル、ローザンヌなど。

スコットランド

スコットランド

Scotland(英語、スコットランド語)Alba(スコットランド・ゲール語)

国の標語:In My Defens God Me Defend(スコットランド語)

国歌:スコットランドの花(事実上)(他に複数の非公式な国歌的愛唱歌がある。詳細はスコットランドの国歌を参照)

スコットランド(英語: Scotland)は、北西ヨーロッパに位置するグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)を構成するカントリーの一つ。1707年の合同法によってグレートブリテン王国が成立するまでは独立した王国(スコットランド王国)であった。

スコットランドはグレートブリテン島の北部3分の1を占め、本島と別に790以上の島嶼部から構成される。

首都のエディンバラは第2の都市であり、ヨーロッパ最大の金融センターの一つである。最大の都市であるグラスゴーは、人口の40%が集中する。

スコットランドの法制度、教育制度および裁判制度はイングランドおよびウェールズならびに北アイルランドとは独立したものとなっており、そのために、国際私法上の1法域を構成する。スコットランド法、教育制度およびスコットランド教会は、連合王国成立後のスコットランドの文化および独自性の3つの基礎であった。しかしスコットランドは独立国家ではなく、国際連合および欧州連合の直接の構成国ではない。

バーチャル国際典拠ファイル

バーチャル国際典拠ファイル(バーチャルこくさいてんきょファイル、英: Virtual International Authority File、VIAF)とは、国際的な典拠ファイルである。いくつかの国立図書館によるプロジェクトで、Online Computer Library Center (OCLC) によって運営管理されている。

ブルガリア

ブルガリア共和国

Република България

国の標語:Съединението прави силата(ブルガリア語: 団結は力なり)

国歌:愛しき祖国

ブルガリア共和国(ブルガリアきょうわこく)、通称ブルガリアは、ヨーロッパの共和制国家である。 バルカン半島に位置し、北にルーマニア、西にセルビア、マケドニア共和国、南にギリシャ、トルコと隣接し、東は黒海に面している。首都はソフィア。

ワシントンD.C.

ワシントンD.C.(ワシントン・ディーシー、英: Washington, D.C.)はアメリカ合衆国の首都。

同国東海岸、メリーランド州とヴァージニア州に挟まれたポトマック川河畔に位置する。

超大国の首都としては狭く人口もさほど多くないが、超大国の政府所在地として国際的に強大な政治的影響力を保持する世界都市であり、また金融センターとしても高い重要性を持つ。首都としての機能を果たすべく設計された、計画都市である。

北海道

北海道(ほっかいどう)は、日本の北部に位置する島。また、日本の行政区画及び同島とそれに付随する島を管轄する地方公共団体である。島としての北海道は日本列島を構成する主要4島の一つである。地方公共団体としての北海道は47都道府県中唯一の「道」である。ブランド総合研究所による「都道府県の魅力度ランキング」で2019年現在、11年連続で1位に選ばれ、観光意欲度、産品購入意欲度も1位、居住意欲度でも3位となっており、各意欲の面で高い評価を得ている。道庁所在地及び最大の都市は札幌市。

国家社会主義ドイツ労働者党

国家社会主義ドイツ労働者党(こっかしゃかいしゅぎドイツろうどうしゃとう、ドイツ語: Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei 発音、略称: NSDAP)は、かつて存在したドイツの政党。政治的立場では極右に分類される。一般にナチス、ナチ党などと呼ばれる(詳細は#名称を参照)。1919年1月に前身のドイツ労働者党(DAP)が設立され、1920年に改称した。1921年に第一議長に就任したアドルフ・ヒトラーは、党内でフューラー(Führer、指導者、総統)と呼ばれるようになり、指導者原理に基づくカリスマ的支配を確立。結党以来長らく野党であったが、1929年の世界恐慌以降国民の社会不安を背景に支持を拡大させていき、1932年7月の国会選挙で国会の第一党を占めるに至った。1933年1月30日にヒトラーが首相に任命されたことで政権与党となり、一党独裁体制を敷いたが、1945年の第二次世界大戦の敗戦で事実上消滅し、占領中に連合国によって禁止(非合法化)された。

国立国会図書館

国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英: National Diet Library)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。設置根拠は国会法第130条及び国立国会図書館法第1条。

国立国会図書館は、日本の立法府である国会に属する国の機関であり、国会の立法行為を補佐することを第一の目的とする議会図書館である。同時に、納本図書館として日本で唯一の国立図書館としての機能を兼ねており、行政・司法の各部門および日本国民に対するサービスも行っている。バーチャル国際典拠ファイルに参加している。

施設は、中央の図書館と、国立国会図書館法3条に定められた支部図書館からなる。中央の図書館として東京本館(東京都千代田区永田町)および関西館(京都府相楽郡精華町精華台)が置かれ、また東京本館に付属して国会分館がある。

支部図書館としては国際子ども図書館(東京都台東区上野公園)のほか、司法機関に1館(最高裁判所図書館)、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律(昭和24年法律第101号。支部図書館法)に基づいて行政機関に26館が置かれる。

地方公共団体

地方公共団体(ちほうこうきょうだんたい、(英語: local public entity)は、日本の法令において、地方政府を指す語。地方自治体(ちほうじちたい)とも言う。

市町村

市町村(しちょうそん)とは、地方公共団体である市・町・村の総称。日本の基礎的地方公共団体(地方自治法2条3項では「基礎的な地方公共団体」)として、包括的(広域的)地方公共団体である都道府県に対比される。

市町村は基礎自治体でもあるが、日本の基礎自治体にはほかに特別区(都の区)があり、合わせて市区町村(しくちょうそん)または市町村区(しちょうそんく)という。東京都では、都内で人口最多の基礎自治体が市ではなく特別区(23区)なので、公的には区市町村(くしちょうそん)という。

2019年(平成31年)2月15日現在の数

である。

地方自治法は、以下で条名だけ記載する。

市町村長

市町村長(しちょうそんちょう)とは、地方自治体である市・町・村の長であり、それぞれの長は市長・町長・村長と呼ばれる。市町村長はそれらの総称である。

日本の国会議員

日本の国会議員(にほんのこっかいぎいん)では、日本国憲法下の日本の国会(衆議院・参議院)の議員について解説する。

法律

法律(ほうりつ)は、以下のように様々な意味で用いられる。

一般に、国家や連邦国家の構成単位の議会の議決を経て制定される成文法(英: statute)。

より一般的には、統治者ないし国家により制定される実定法規範(英: law、独: Gesetz、仏: loi、羅: lex)。

統合典拠ファイル

統合典拠ファイル (ドイツ語: Gemeinsame Normdatei、別名: 共通データベース、共通統一データベース)またはGNDとは目録からの個人名、件名標目、企業団体を組織化するための国際的典拠ファイルである、おもに図書館でのドキュメンテーションに使用されるが、公文書館や博物館での利用も増加している。GNDはドイツ国立図書館が欧州ドイツ語圏にある複数の図書館ネットワークやその他提携先との協力により管理していて、クリエイティブ・コモンズ・ゼロ (CC0)ライセンスで提供されている。

GNDの仕様は高レベルエンティティとサブクラスの階層で提供されていて、図書分類法に最適化されていて、単一要素の明確な識別にアプローチしている。また、Semantic Webにおいて知識表現に意図されたオントロジーを含んでいて、RDF形式で利用できる。

以下の典拠ファイルの内容を統合する形で2012年4月に稼働を始めていて、これらの典拠ファイルは運用終了となっている:

名前典拠ファイル (ドイツ語: Personennamendatei; PND)

企業団体典拠ファイル (ドイツ語: Gemeinsame Körperschaftsdatei; GKD)

件名標目典拠ファイル (ドイツ語: Schlagwortnormdatei; SWD)

Uniform Title File of the Deutsches Musikarchiv (ドイツ語: Einheitssachtitel-Datei des Deutschen Musikarchivs; DMA-EST)稼働開始時点で("GND-Grundbestand"は2012年4月5日より)、GNDは2,650,000もの個人名を含む9,493,860ファイルを持っている。

他の典拠ファイルにはアメリカ議会図書館によるLibrary of Congress Name Authority File (LCNAF)、日本の国立国会図書館によるWeb NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)、スウェーデン国立図書館によるLIBRIS、バーチャル国際典拠ファイル (VIAF)がある。

都道府県

都道府県(とどうふけん)は、日本国の行政区画であり、広域普通地方公共団体である「都」、「道」、「府」、「県」の総称である。現在では、都が東京都の1、道が北海道の1、府が京都府および大阪府の2、県が43で、「1都1道2府43県」、総数は「47都道府県」である。市区町村とともに普通地方公共団体(ふつうちほうこうきょうだんたい)の一種で、包括的地方公共団体(ほうかつてきちほうこうきょうだんたい)、広域的地方公共団体(こういきてきちほうこうきょうだんたい)ともいう。

他言語版

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