琉球諸島

琉球諸島(りゅうきゅうしょとう、琉球語:Ruucuu-reptoo[1])は、奄美群島沖縄諸島宮古列島八重山列島の総体である。かつての琉球王国の領土とほぼ重なり、現在の日本沖縄県の大部分を占める。奄美群島は鹿児島県に属する。概ね太平洋東シナ海の境をなす。

Location of the Ryukyu Islands
琉球諸島

琉球諸島に含まれうる諸島

大東諸島については、サンフランシスコ平和条約第三条で「北緯二十九度以南の南西諸島(琉球諸島及び大東諸島を含む)」と規定され、また、沖縄返還に関する日米間の条約の名称が「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」とされるなど、琉球諸島に含まない場合がある。

琉球列島・琉球弧

同様な用語として琉球列島琉球弧があり、この定義は分野や対象、研究者によっても異なる。

例えば、『広辞苑 第6版』[2]では琉球弧を大隅諸島から台湾までとしており、『地理用語集』[3]では琉球列島と南西諸島を同義としている。

生物学では、生物地理の観点から九州から台湾間の弧状列島の亜熱帯地域、つまりトカラ列島から八重山諸島まで島々を琉球列島と定義し、この場合も大東諸島及び尖閣諸島を含めない[4]。一方植物相などでは、大東諸島及び尖閣諸島も含める場合もある[5][6]。トカラ列島の悪石島と小宝島間に分布境界線が設置されており、これを渡瀬線[7]という。

脚注

  1. ^ 半田一郎『琉球語辞典』446頁 大学書林 ISBN 4-475-00144-7
  2. ^ 新村出/編 『広辞苑 第6版』 岩波書店、2008年、ISBN 978-4-00-080121-8。
  3. ^ 地理用語研究会編 『地理用語集』 山川出版社、2007年、ISBN 978-4634-054-165。
  4. ^ 琉球大学21世紀COEプログラム編集委員会編 『美ら島の自然史-サンゴ礁島嶼系の生物多様性』 東海大学出版会、2006年、ISBN 4-486-01731-5。
  5. ^ 初島住彦・天野鉄夫 『増補訂正 琉球植物目録』 沖縄生物学会、1994年、ISBN 4-900804-02-9。ただし、最北は奄美群島としている
  6. ^ 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、ISBN 4-87378-522-7。
  7. ^ 渡瀬線』 - コトバンク

関連項目

久高島

久高島(くだかじま)は、沖縄本島東南端に位置する知念岬の東海上5.3kmにある、周囲8.0kmの細長い島である。全域が沖縄県南城市に属する。

先島諸島

先島諸島(さきしましょとう)は、日本の南西諸島に属する琉球諸島のうち、南西部に位置する宮古列島・八重山列島の総称である。尖閣諸島を含めることもある。沖縄県に所属する。

南日本

南日本(みなみにほん、みなみにっぽん)とは、日本を大きく分ける時に使用される語で、日本の南部を指す。対義語は北日本。東日本・西日本・北日本という語が天気予報などで使用されるのに比べ、南日本という語が使われる機会は少ない。

南西諸島

南西諸島(なんせいしょとう)は、九州南端から台湾北東にかけて位置する島嶼群である。

北から南へ、大隅諸島、吐噶喇列島、奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島と連なり、沖縄諸島の東に離れて大東諸島、八重山列島の北に離れて尖閣諸島がある。

大和民族

大和民族(やまとみんぞく)は、日本列島の住民の大半を占める民族である。ほとんどが日本語を母語とし、日本列島に居住する民族である。しばしば和人(わじん)とも呼ばれる。

日本列島の住民のうち古代の大和朝廷や中世の武家政権の施政下にあった人を指し、近世に幕藩体制下に組み込まれた琉球諸島の住民(琉球民族)を含む民族的日本人を指す場合は日本民族と呼称される。

按司

按司(あじ、または、あんじ)は、琉球諸島に存在した称号および位階の一つ。王族のうち、王子の次に位置し、王子や按司の長男(嗣子)がなった。按司家は国王家の分家にあたり、日本の宮家に相当する。他に按司は王妃、未婚王女、王子妃等の称号にも用いられた。古くは王号の代わりとして、また、地方の支配者の称号として用いられていた。

日本の廃止市町村一覧

日本の廃止市町村一覧(にほんのはいししちょうそんのいちらん)は、市町村合併や他の自治体に統合されることなどにより廃止した、日本の市町村の一覧である。過去に日本の領域だった地域のうち、内地であった南樺太と千島列島も対象にする。

この一覧では、Wikipedia内に記事のある廃止した市町村を収集するとともに、市制・町村制(多くは1889年(明治22年)4月1日)以降の合併で廃止した市町村を都道府県別の一覧にする。

町村が「町制」・「市制」を施行し町・市となるケース

「市町村」以外の表記名を変更しなかった自治体は一覧に含まれない。(例:宇都宮町→宇都宮市)

町制・市制を施行した際に名称を変更した場合も一覧に含まれない。

市町村が名称変更した場合は一覧に含まれない。

所属郡県が変更になった場合は一覧に含まれない。

市町村合併で廃止した市町村のケース

編入合併した場合の、存続市町村は廃止に当たらないので一覧に含まれない。

編入合併した場合の、廃止した市町村は一覧に含まれる。

新設合併した場合の、廃止した市町村は一覧に含まれる。

新設合併した場合の、名称が残った市町村も一覧に含まれる。(例:旧・静岡市→新・静岡市)

政令市の廃止区はこの一覧に含まれない。

特別区の廃止区はこの一覧に含まれる。

分割や分立をしたケース

分割で廃止した市町村は一覧に含まれる。

分立で存続した市町村は一覧に含まれない。

日本語族

日本語族(にほんごぞく)とは、日本列島で話され、日本語とその同系の諸言語からなる語族である。ジャポニック語族(英語: Japonic languages)や日琉語族 (にちりゅうごぞく、英語: Japanese-Ryukyuan languages) とも呼ばれる。

沖縄トラフ

沖縄トラフ(おきなわトラフ、Okinawa Trough)は、南西諸島・琉球諸島の北西側に位置するトラフ。

沖縄本島

沖縄本島(おきなわほんとう)、または沖縄島(おきなわじま)は、沖縄県を構成する160の島の中で最大の島であり、また東シナ海と太平洋(フィリピン海)の間に位置する南西諸島においても最大の島である。

沖縄諸島

沖縄諸島(おきなわしょとう)は、南西諸島の中央部に位置し、琉球諸島北半分を占める島嶼群である。

沖縄返還

沖縄返還(おきなわへんかん)は、1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄(琉球諸島及び大東諸島)の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還されたこと(沖縄本土復帰)を指す。日本国とアメリカ合衆国との間で署名された協定の正式名称は「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」である。

日本の法令用語としては、沖縄の復帰(おきなわのふっき)という。

沖縄返還協定

沖縄返還協定(おきなわへんかんきょうてい)は、日本国とアメリカ合衆国との間で署名された協定。正式名称は、琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(英:Agreement between Japan and the United States of America Concerning the Ryukyu Islands and the Daito Islands)。1971年(昭和46年)6月17日に調印、1972年(昭和47年)5月15日に発効し、沖縄の施政権がアメリカから日本に返還され、沖縄県が復活した。

津堅島

津堅島(つけんじま)は、沖縄県うるま市に属する島である。

琉球

琉球(りゅうきゅう)、りゅうきゅう、リュウキュウ

琉球王国

琉球国

琉球國/ルーチュークク

奄美群島を含む最大版図の頃の琉球王国

1. ^ 琉球藩時代も含む。

2. ^ 現在の那覇市首里に相当。

3. ^ いずれも推定。1609年以降、奄美群島は薩摩藩領になっている。

4. ^ 薩摩藩による人口調査「宗門手札改」による。『図説琉球王国』(高良倉吉・田名真之 編、河出書房新社、1993年)参照。

5. ^ 『沖縄門中事典』(宮里朝光 監修、那覇出版社、2001年)参照。琉球王国(りゅうきゅうおうこく・琉球國:りゅうきゅうこく)は、1429年(宣徳4年・正長2年、永享元年)から1879年(光緒4年・明治12年)の450年間、琉球諸島を中心に存在した王国。

当時、正式には琉球國(りゅうきゅうこく、沖縄方言: ルーチュークク)であり、「琉球王国」というネーミングは琉球政府唯一の公選行政主席、ならびに初代沖縄県知事であった屋良朝苗が本土復帰運動と観光誘致のために普及させた俗称である。

琉球郷

琉球郷(りゅうきゅうきょう)は台湾屏東県の郷。

西日本

西日本(にしにほん、にしにっぽん)とは、日本を大きく分ける時に使用される語で、日本の西半分を指す。対義語は東日本。

日本の旗 日本の地域
日本の地質

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