幕屋

幕屋(まくや)とは、いくつかの意味がある。

  • を張って、部屋や小屋のようにした所の一般名称。
  • 能楽を演じる際に使用される楽屋
  • 聖書に登場する移動式の神殿。以下で説明する。

聖書における幕屋

Stiftshuette Modell Timnapark
イスラエルティムナ渓谷公園に復元された移動式神殿。2011年撮影。

幕屋(英語: Tabernacleヘブライ語: מִשְׁכַּן‎、mishkan)は聖書に登場する移動式の神殿会見の天幕(かいけんのてんまく)とも呼ばれる。ただし、過去の聖書翻訳において、幕屋(ミシュカーン)と天幕オーヘル)とを明確に区別しているものはあまりなく、それぞれの翻訳間に表記のばらつきが存在する。以下は、出エジプト記に見られる「会見の天幕」についての説明である。

幕屋は、モーセによる以下の指示に従い、ベツァレルが作成した。

幕屋の作成に関連した指示は次のとおり(「出エジプト記」25-30章)。

  • 契約の箱、および幕屋内で使用する備品(25章)
  • 幕屋、聖所と至聖所とを区切る垂幕(26章)
  • 犠牲を捧げる祭壇、中庭(27章)
  • 祭司の職服(28章)
  • 香を焚く祭壇(30章)

移動の際にはアロンの家系の祭司たちが解体し、レビ族が運搬の任に当たったと伝えられる(民数記 4章)。ヘブライ語のミシュカーンは「住居」という意味であり、の住まう所であるとされ、後に、ソロモン王神殿を建設するまでの間、その役割を果たした。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、幕屋に関するメディアがあります。

エルサレム神殿

エルサレム神殿(エルサレムしんでん)は、古代エルサレムに存在したユダヤ教の礼拝の中心地。唯一の神ヤハウェの聖所であり、アロンの家系の祭司とレビ人と呼ばれるレビ族出身の非祭司階級が祭祀に当たった。

キリストの幕屋

キリストの幕屋(キリストのまくや)は、日本のキリスト教系の新宗教である。宗教法人としての届け出名はキリスト聖書塾(キリストせいしょじゅく)である。カトリックやプロテスタントなど既存のキリスト教団体からは異端視され、民族主義との習合宗教などと見なされている。

機関紙『生命之光』を発行している。

シロ (旧約聖書)

シロは旧約聖書に登場するエフライム族の相続地にある町であり、エルサレムが建設される前はイスラエルの宗教的政治的な中心地だった。ベテルの北北東およそ15kmにある、セイルンの遺跡がシロである。

エルサレムからベテルを経て、シェケムへ北上する大路の東にある。シロが位置しているのは、エフライム山地の中の小平野であり海抜は低い。

イスラエルのカナン占領作戦中は、ギルガルに司令部を置いた。しかし、作戦が終了した後は、シロに本営を移し、会見の天幕(幕屋)を立てた。この時からシロはイスラエルの宗教と政治の中心になった。

会見の天幕は、シロに安置されて、移動しなくなり、神殿が建設された。後に、「神の宮」「主の宮」と呼ばれた。後に、祭司エリ、サムエルが活躍した。

その後、ペリシテ人の台頭により、シロは侵略されるようになる。サウル王のアフェクの決戦で、イスラエルは敗北して、契約の箱が奪われ、シロの町と神殿は破壊された。これは、エレミヤが預言の中で、エルサレムの神殿の破壊と引き合いに用いた。

ソロモン王に対して、南北分裂の預言をしたアヒヤはシロ出身の預言者であった。

ヘカメーデー

ヘカメーデー(古希: Ἑκαμήδη, Hekamēdē)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してヘカメデとも表記される。テネドス島のアルシノオスの娘。トロイア戦争において、アキレウスがテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いでピュロス王ネストールの策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた。ネストールが傷ついたマカーオーンを戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした。

ホアハオ教

ホアハオ教(ベトナム語: Đạo Hòa Hảo / 道和好)は、ベトナムの仏教系新宗教である。

ミリアム

ミリアム(ヘブライ語: מִרְיָם‎ (Miryam), ラテン語: Miriam, 英語: Miriam)は、『旧約聖書』に登場する女預言者。コハテの子アムラムとレビの娘ヨケベデの娘で、モーセとアロンの姉である。(「ミリアムとアロンはモーセとは母が違う異母姉・異母兄」とする説もある。)

イスラエルの民を率いてモーセがエジプトを脱出した時、追いかけてきたファラオの軍勢が紅海に飲み込まれた後で、ミリアムは小太鼓を手にとり、踊りながら歌い従い来る女たち皆の音頭をとって、神を賛美する歌を歌った。

荒野を放浪した民がヘツェロトにいたとき、モーセの兄アロンとミリアムはモーセがクシュ人の女性を妻にしたことを非難する。モーセは反論しなかった。ミリアム、アロン、モーセは神の臨在の幕屋の前に呼ばれる。雲の柱の形であらわれた神はモーセを非難したアロンとミリアムに対して怒りを表して去っていく。ミリアムは瞬時にして重い皮膚病にかかり、全身が白くなる。アロンとミリアムは自分たちの行いを悔いる。アロンがモーセに許しをもとめたため、ミリアムは神の指図によって1週間宿営から隔離された後、元の宿営に戻ることができた。

ミリアムはツィンの荒野のカデシュの地でなくなったという。

なお、マリアという女性名はミリアムのアラム語読みに由来する。

レビ族

レビ族(レビぞく)はヤコブの子レビを祖とするイスラエルの部族(氏族)の一つであり、主を嗣業(相続地)としていた。レビはヤコブの12人の子供の1人であるが、祭司の一族として特別な役割を与えられ継承する土地を持たなかったため、レビ族はイスラエルの十二支族には数えない。聖書(民数記)においても、レビ族は「彼らはイスラエルの人々のうちに嗣業を与えられなかったため、イスラエルの人々のうちに数えられなかった者である。」と書かれている。

レビ記

『レビ記』(ヘブライ語: ויקרא‎、英: Leviticus)とは旧約聖書中の一書で、伝統的に三番目に置かれてきた。モーセ五書のうちの一書。ヘブライ語では冒頭の言葉から「ワイクラー」と呼ばれるが、これは「神は呼ばれた」という意味である。内容は律法の種々の細則が大部分を占めている。

出エジプト記

『出エジプト記』(しゅつエジプトき、ヘブライ語: שמות‎、英語: Exodus)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。モーセ五書(トーラー)のひとつであり、ユダヤ教では本文冒頭より第二番目の単語から『シェモース』と呼ぶ。全40章から成る。

十兵衛暗殺剣

『十兵衛暗殺剣』(じゅうべえあんさつけん)は、東映製作、倉田準二監督、近衛十四郎主演により、1964年10月14日に封切られた時代劇映画である。 東映時代劇の傑作の一つと評される。

壁龕

壁龕(へきがん)またはニッチ(niche)は、古典的建築意匠の一種。

エクセドラまたはアプスとも。

なお「ニッチ」という用語は建築物のへこみという意味以外にも、岩のへこみや隙間などを指すこともある。

つまり「ニッチ」は狭い場所一般を指すと考えられ、そこから生態系における相対的位置を表すニッチという用法が生まれた。

大祭司

大祭司(だいさいし、ヘブライ語: כהן גדול)は、ユダヤ教の祭司階級の首長である。

祭司階級は、大祭司、祭司、レビ人の3階級に分かれて、ほぼすべてがレビ族の子孫であり、大祭司もアロンの子エルアザル(エレアザル)の家系の者で、その最年長者が世襲で継承することになっていた。

また、大祭司は処女とでなければ結婚できず、未亡人を妻にすることは原則認められなかったが、大祭司任命前に未亡人と婚約していた場合などはその約束を守ることは認められた。

これ以外に五体満足でないものは大祭司になれず、また大祭司が肉体に何らかの問題が生じた場合は退位するという決まりがあった。

手島郁郎

手島 郁郎(てしま いくろう、1910年 - 1973年12月25日)は、無教会主義の流れを汲むキリスト教系宗教団体、キリストの幕屋の創始者。熊本県出身。手島アブラハム郁郎とも。

新陰流

新陰流(しんかげりゅう)は、上泉信綱により1560年代に成立した剣術の流派。上泉信綱は新陰流とも新影流とも書いている。

民数記

『民数記』(みんすうき、ヘブライ語: במדבר‎、英語: Numbers)とは旧約聖書中の一書で、伝統的に四番目に置かれてきた。モーセ五書のうちの一書。イスラエルの民の人口調査に関する記述があることから、七十人訳聖書では『アリスモイ』(数)と呼ばれ、そこから民数記という名称が生まれた。ヘブライ語では冒頭の語から『ベミドバル』と呼ばれるが、これは「荒野にて」という意味である。

物語は出エジプトの出来事から二年二ヶ月後に始まり、ヨルダン川にたどりつくのが40年目であるとしている。

生神女進堂祭

生神女進堂祭(しょうしんじょしんどうさい)または聖母の奉献(せいぼのほうけん)は11月21日(ユリウス暦を用いる教会ではグレゴリオ暦12月4日にあたる)に祝われるキリスト教の祭日で、正教会の十二大祭および西方教会の聖人暦の記念日のひとつ。イエス・キリストの母生神女、マリヤが3歳ごろ、エルサレム神殿に入ったことを記憶する。生神女進殿祭(しょうしんじょしんでんさい)とも呼ばれる。

聖伝によれば、マリヤが3歳のとき、両親イオアキムとアンナは、彼女が生まれる前の誓いに従い、エルサレム神殿にマリヤを献じた。大祭司ザハリヤ(前駆授洗イオアンの父)は彼女を受けて、本来は女性が立ち入ることを許されない聖所へと彼女を導き、彼女はその後成人まで聖所に養われた。この祭では、この故事を記憶しマリヤを賛栄する。聖人伝には、この祭の教訓として、親たちに子どもを教会に伴い神の教えを聞くことの大切さを銘記させるものだとするものがある。

朗読箇所は、前日の晩課では、1)出エジプト記40:1-5, 9, 10, 16, 34, 35(モーセに指示された幕屋の構成と、幕屋への神の臨在)、2)列王記上7:51, 8:1, 3-7, 9-11 (ソロモンの神殿と、神殿への神の臨在)、3)エゼキエル書43:27-44:4 (幻に示された神殿の聖所とメシア王の入場)。早課ではルカ福音書1:39-49, 56(マリヤのエリザヴェタ訪問。エリザヴェタの賛詞、マリヤの祈り)。聖体礼儀においてはヘブライ書(エウレイ書)9:1-7(雛形としての幕屋について、その構成と過渡的性格)、ルカ福音書10:38-42、11:27,28(マリヤとマルタ、幸福なものとは神の言葉を聴き、守るものである)となり、他のいくつかの生神女の祭と同じである。

十二大祭のなかでは比較的新しく、7世紀末より前にはじまったと考えられる。東方で始まり、7世紀末にはすでにエルサレムで知られており(クリトの聖アンドレイが記録を残している)、その1世紀後にコンスタンティノープルに紹介された。西方にはさらに遅く入り、1347年にグレゴリオス11世がアヴィニョンで初めてこの祭を行った

聖域

聖域(せいいき)とはいろいろな意味に使用される用語である。

聖人の域。聖人の境地のこと。

神聖な土地・地域。犯してはならない区域。比喩的に、手を触れてはならない分野。

神や聖なることに関連する場所で、神奇や神の気がおきたり、神がいる場所。神域。

教会または寺院における、それらの幕屋もしくは祭壇の周りの神聖な領域のこと。

近代合理主義的国家概念から見た場合に、近世以前の国家の権力が及ばないとされた場所。

概念全般についてはアジールを参照。

主として西欧キリスト教社会における説明はアジール権を参照。

動物聖域とは、動物が生きており保護される場所。

聖地のことを、聖域と表記する場合がある。

現代においては「安全な場所」という意味で使用される。

また、「手を付けられない分野・予算」などを揶揄的に「聖域」と呼ぶ。

聖域なき構造改革 - 小泉純一郎政権のスローガン。

聖域 (軍事) - 友軍によって堅固に防護された海域のこと。

聖域-サンクチュアリ - 庄司陽子の漫画。

聖域 - 篠田節子の小説。

2017年リリースのシングル楽曲『聖域 (曲)』については 福山雅治 , 黒革の手帖の項を参照。

至聖所

至聖所(しせいじょ)は、宗教的建築物の最も神聖な場所の呼称として幅広く用いられている。エジプトの神々を奉った神殿や、聖書の幕屋および神殿などにおいて、一番奥の部屋のことを指す。

萬国福音教団

萬国福音教団(ばんこくふくいんきょうだん)は日本のプロテスタント系宗教団体。長野県松本市に本部がある。

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