ドイツの世界遺産

ドイツの世界遺産ユネスコ世界遺産に登録されているドイツ国内の文化・自然遺産の一覧。

文化遺産

自然遺産

複合遺産

なし

地域別

Deutschland UNESCO Welterbestätten
2015年6月現在の世界遺産所在地

ザクセン州

  • ドレスデン・エルベ渓谷 - (2004年)
  • ムスカウアー公園 - (2004年)
  • エルツ山地(クルスナホリ)鉱業地域 -(2019年)

ザクセン=アンハルト州

  • クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街 - (1994年)
  • アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群 - (1996年)
    • ルター・ホール
    • メランヒトンの家
    • 町の教会
    • 城付属聖堂
  • ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群 - (1996年)
  • デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国 - (2000年)
  • ナウムブルク大聖堂 -(2018年)

ザールラント州

  • フェルクリンゲン製鉄所 - (1994年)

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州

  • ハンザ同盟都市リューベック - (1987年)
  • ヘーゼビューとダーネヴィアケの考古学的境界線群 -(2018年)

テューリンゲン州

  • アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群 - (1996年)
    • マルティン・ルターの生家
    • マルティン・ルター晩年の家
  • 古典主義の都ヴァイマル - (1998年)
  • ヴァルトブルク城 - (1999年)

ニーダーザクセン州

  • ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会 - (1985年)
  • ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム - (1992年、2010年拡大)
  • アルフェルトのファグス工場 - (2011年)

ノルトライン=ヴェストファーレン州

  • アーヘン大聖堂 - (1978年)
  • ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト - (1984年)
  • ケルン大聖堂 - (1996年)
  • エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群 - (2001年)
  • コルヴァイのカロリング期ヴェストヴェルクとキウィタス - (2014年)

バイエルン州

  • ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場 - (1981年)
  • ヴィースの巡礼教会 - (1983年)
  • バンベルクの町 - (1993年)
  • レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ - (2006年)
  • バイロイト辺境伯歌劇場 - (2012年)
  • アウクスブルクの水管理システム - (2019年)

バーデン=ヴュルテンベルク州

ハンブルク

  • ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街 - (2015年)

ブランデンブルク州

ブレーメン

  • ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 - (2004年)

ヘッセン州

  • ロルシュの大修道院とアルテンミュンスター - (1991年)
  • メッセル・ピットの化石地域 - (1995年)
  • ライン渓谷中流上部 - (2002年)

ベルリン

  • ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群 - (1990年、1992年拡大、1999年拡大)
    • グリーニケ宮殿と庭園
    • グリーニケ市民公園
    • ニコルスコエ地区
    • 孔雀島
    • ベトヒャーベルク
    • グリーニケ狩猟館
  • ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島) - (1999年)

メクレンブルク=フォアポンメルン州

  • シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区 - (2002年)

ラインラント=プファルツ州

  • シュパイヤー大聖堂 - (1981年)
  • トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会 - (1986年)
  • ライン渓谷中流上部 - (2002年)

注釈

  1. ^ ポーランドと共有
  2. ^ スイスイタリアフランスオーストリアスロベニアにまたがる。
  3. ^ チェコと共有。
  4. ^ オランダデンマークと共有。
  5. ^ ウクライナスロバキアと共有。

外部リンク

アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群

アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群(アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルターきねんけんぞうぶつぐん)は、ドイツにあるユネスコの世界遺産登録物件。宗教改革は近世ヨーロッパ史上の重大事件の一つであるが、その中心人物の一人であったマルティン・ルターの足跡をたどる上で重要な建造物群がまとめて登録されている。

エルツ山地

エルツ山地(エルツさんち、ドイツ語: Erzgebirge、チェコ語: Krušné hory)は、ドイツとチェコの国境線となっている山地である。ドイツ語で Erz は「鉱石」を、チェコ語で krušnéは「鉱石の」を表わす。

青銅器時代から鉱石を産出し、1168年にフライベルク付近で銀鉱が発見されて以来、ヨーロッパ有数の銀鉱山として地域社会を発展させた。銀の他、錫、鉛、鉄、コバルト、ビスマス、ウラン、ニッケル、石灰、カオリン、石炭なども採掘され、操業は1968年まで続いた。

2019年に、『エルツ山地鉱業地域』としてUNESCO世界遺産に登録された。

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林(カルパティアさんみゃくとヨーロッパかくちのこだいおよびげんせいブナりん)は、ヨーロッパ12か国にまたがるユネスコの世界遺産(自然遺産)登録物件である。登録名は単なる「ブナ林」だが、日本のブナ林とは異なり、ヨーロッパブナの森林を対象とする。当初、東カルパティア山脈に残るヨーロッパブナの原生林が、ヨーロッパに残る同種の森林の中でも樹齢、種類の多様さ、木々の大きさ、範囲の広さなどの点で突出した価値を持つとして、世界遺産に登録された。そのときはスロバキアとウクライナが共有する「カルパティア山脈のブナ原生林」だったが、2011年にはドイツ中部・北西部にある15箇所のブナ林が追加され「カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林」となった。2017年にさらに9か国が追加されて現在の名称と範囲になった。

ケルン大聖堂

ケルン大聖堂(ケルンだいせいどう、独:Kölner Dom)はドイツのケルンにあるゴシック様式の大聖堂。正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Dom St. Peter und Maria。聖ペトロとマリア大聖堂の意)。ゴシック様式の建築物としては世界最大であり、ローマ・カトリック教会のミサがおこなわれている。大聖堂の維持管理は主にケルン大聖堂中央建築協会が担っている。

ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群

ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州エッセンにある産業遺産である。ヨーロッパ産業遺産の道のアンカーポイントの一つであり、2001年にはユネスコの世界遺産に登録された。

この施設群での炭鉱業は1847年に見られ始め、採炭は1851年から1986年12月23日まで行われた。1950年代後半からの数十年は、この施設群の二部門であるツォルフェアアイン炭鉱とツォルフェアアイン・コークス工場(1957年から1961年に建造され、1993年6月30日に閉鎖された)は、この種のものとしてはヨーロッパ最大のものであった。1932年に開かれたバウハウス様式の第12採掘坑 (Pit 12) は、建築上からも技術上からも傑作と呼べるものであり、「世界で最も美しい炭鉱」との評価を受けている。

バンベルク

バンベルク(Bamberg [ˈbambɛʁk] ( 音声ファイル))は、バイエルン州オーバーフランケン行政管区の郡独立市で、バンベルク郡の郡庁所在地。バンベルクは、大学都市であり、大司教の都市であり、ビールの都であり、行政都市である。この街は、人口約20万人の人口密集地域の中規模中心都市であり、オーバーフランケン地方の重要な中心地である。

見応えのある旧市街は、ドイツでも最もすばらしく無傷に保存された歴史的な市街地であり、1993年にユネスコの世界遺産に登録された。

フェルクリンゲン製鉄所

フェルクリンゲン製鉄所 (Völklinger Hütte) は、ドイツの1世紀を超える歴史を持つ旧製鉄所である。銑鉄精錬の全工程を追体験できる施設は他に類例がない。この製鉄所は『工業文化のイコン』あるいは『労働のカテドラル』と称される。

1994年、ユネスコはフェルクリンゲン製鉄所を世界遺産に登録した。これは近代の産業遺産としては世界初の例であった。2007年にはドイツにおける歴史を象徴する産業建築にノミネートされた。

フェルクリンゲン製鉄所は、現在ヨーロッパの産業文化遺産の中で最も重要な位置を占めている。ヨーロッパ産業遺産の道のアンカーポイントである。また、フェルクリンゲン製鉄所内では多くの文化行事が開催されており、年間20万人を超える訪問者がいる。

ベルリンのモダニズム集合住宅群

「ベルリンのモダニズム集合住宅群」(ベルリンのモダニズムしゅうごうじゅうたくぐん)は、ユネスコの世界遺産リスト登録物件の一つで、ドイツの世界遺産としては、「ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群」や「ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群」の第12採掘坑などに続く、モダニズム建築の世界遺産である。

世界遺産登録の対象になっているのは、ベルリンにある6つの集合住宅(ジードルング)である。ガルテンシュタット・ファルケンベルクを除けば、それらの建築は1920年代後半から1930年代初頭、つまりヴァイマル共和国期のことである。集合住宅は公的な要請に基づいて建てられたものであり、社会権を世界で初めて制定したヴァイマル憲法に見られるような、当時の低所得者層に関する生活環境改善が背景にあった。

実際の設計や建築に当たったのは、バウハウスの初代校長ヴァルター・グロピウスのほか、 ブルーノ・タウト、マルティン・ヴァグナー、ハンス・シャロウンといった当時の代表的な建築家たちであり、新しい建材やデザインによって衛生的で快適な住宅作りが進められた。

世界遺産登録に当たっては、ジードルングそれ自体の建築物としての評価はもとより、後に世界の集合住宅の様式にも影響を及ぼした点なども評価された。

ムスカウ公園

ムスカウ公園(ムスカウこうえん、ドイツ語: 通称 Muskauer Park, 正式名称 Fürst-Pückler-Park Bad Muskau, ポーランド語: Park Mużakowski)はドイツとポーランドの間を流れるナイセ川にまたがるイギリス式庭園。560ヘクタールもの広さをもつ。ドイツ側はバート・ムスカウ、ポーランド側はウェンクニツァの町に接する。

ムゼウムスインゼル

ムゼウムスインゼル(ドイツ語: Museumsinsel)はドイツの首都ベルリンの観光スポット。南北に流れるシュプレー川の中州にて、ブランデンブルク門から東に伸びるウンター・デン・リンデン街を境とする北半分の地区を指す。ベルリン美術館(Staatliche Museen zu Berlin)を構成する5つの博物館・美術館が集まっている事より「博物館島」と呼ばれる。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

ライン渓谷中流上部

ライン渓谷中流上部(ラインけいこくちゅうりゅうじょうぶ、Reine Gorge)は、ドイツの世界遺産の1つ。ラインラント=プファルツ州の都市であるコブレンツとビンゲン・アム・ラインの間のライン川の65キロメートルの渓谷のことを指す。登録範囲は、272.5平方キロメートル及び緩衝地帯は、約346.8平方キロメートルに及ぶ。

ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム

ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム(ランメルスベルクこうざん、れきしとしゴスラーとオーバーハルツすいりかんりシステム)は、ドイツの非鉄金属の鉱山と、それによって栄えた歴史都市、さらに採掘や冶金に活用された排水や水力の管理体系という、鉱業に関する包括的な産業遺産群を対象とした国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) の世界遺産リスト登録物件である。1992年にランメルスベルク鉱山とゴスラーの歴史地区がまず登録され、2010年にオーバーハルツ水利管理システムが拡大登録された。

リメス

リメス(羅: Limes)は、ローマ帝国時代の防砦システムであり、ローマ領の境界線を示すものでもあった。リメスは、ローマ帝国全土に張り巡らされていたが、世界遺産に登録されたドイツのリメスが著名である。なお、長音読みのリーメス(羅: Līmes)(ラテン語発音: [ˈliː.mes])と表記されることもある。

リューベック

リューベック(Lübeck)は、ドイツ連邦共和国の都市。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に属する。トラヴェ川沿岸、バルト海に面する北ドイツの代表都市。かつてはハンザ同盟の盟主として繁栄を誇った。正式名称をハンザ都市リューベック(Die Hansestadt Lübeck)という。"Lübeck"の発音は、標準ドイツ語ではドイツ語発音: [ˈlyːbɛk] ( 音声ファイル)(リューベックに近い)であるのに対し、地元では[ˈlyːbɛːk](リューベークに近い)となる傾向がある。面積214.14平方キロメートル、人口211,713人(2011年)。

ロルシュ修道院

ロルシュ修道院(ドイツ語: Reichsabtei Lorsch; ラテン語: Laureshamense Monasterium)は、ヴォルムスの約 10 km 東に位置する町ロルシュに遺構が残る修道院で、カロリング朝の修道院の中では特によく知られたものの一つである。その遺構は廃墟と化しているが、ドイツにおける前ロマネスク期の建造物群の中で、最も重要な部類に属する。また、1170年代にまとめられたロルシュのコデックスに含まれるその年代記は、中世初期のドイツ史に関する基本史料となっている(コデックスは現在ヴォルムス州立古文書館所蔵)。修道院の旧蔵書には、ロルシュのコデックス・アウレウス(Codex Aureus of Lorsch)なども含まれている。

かつての楼門である「王の門」(Königshalle)は9世紀に皇帝ルドヴィーコ3世(Louis III)によって建てられたもので、カロリング王朝時代の様式を伝える建造物として、古さ、美しさの両面から極めて重要なものである。この門は古代ローマの凱旋門の様式と、土着のチュートン人の様式が折衷されたものという点でも、稀少なものである。

この旧修道院は1991年にユネスコの世界遺産に登録された。

ローマ帝国の国境線

ローマ帝国の国境線(ローマていこくのこっきょうせん)は、ユネスコの世界遺産登録物件名である。ローマ帝国の繁栄と衰退を残す文化的景観が評価されて、1987年にイギリスのハドリアヌスの長城が単独で登録された。その後、2005年にドイツのリーメスを拡大登録した際に現在の名称となり、2008年にはイギリスのアントニヌスの長城も含まれることが決定した。

ワッデン海

ワッデン海(ワッデンかい、オランダ語: Waddenzee、フリジア語: Waadsee、低地ザクセン語:Wattensee、ドイツ語: Wattenmeer、デンマーク語: Vadehavet)は、北西ヨーロッパ大陸の一部と北海の間に横たわる水域とそれに関連する海岸の湿原の名前である。

ワッデン海は、南西端のオランダのデン・ヘルデルから、ドイツの河口をいくつか越えて、北端のデンマークのエスビャウ北部のSkallingenまで、全長約500kmにわたって、約10,000 km²の面積に広がっている。

ワッデン海は、陸と海が絶えずせめぎあうこの地の、干満のある広大な干潟やそれより深い溝そして群島に代表される。その地形は、大部分が激しい潮流によって形成された。

ワッデン海は、豊かな動物相、鳥類相そして植物相で知られている。今日、ワッデン海の大部分は、周辺3か国の協力で保護されている。ドイツ国境内の保護地域については、ワッデン海国立公園を参照。1987年5月には約15万ヘクタールがラムサール条約登録湿地となった。

オランダ、デンマーク、ドイツ政府は、ワッデン海の保護と保存のため1978年から共に活動している。協力は、政治的問題だけでなく管理、監視、調査に及ぶ。さらに、1982年に、「ワッデン海の保護に関する共同宣言」が、ワッデン海の保護のための対等の活動と方策について合意された。1997年には、「三国間ワッデン海計画」が、採択された。

フリース人の一部は、ワッデン海で伝統的なスポーツすなわち泥歩き(ワドローペン)のレクリエーション、つまり引き潮の海を歩き回ることを習慣的に行う。

島々については、オランダの島の一覧、フリースラント諸島、デンマーク・ワッデン海諸島の当該項目を参照。

なお、"wad"という語は、干潟というオランダ語である。

ヴァルトブルク城

ヴァルトブルク城(ヴァルトブルクじょう)は、ドイツのテューリンゲン州にある史跡である。ゲーテ街道沿いにあるアイゼナハ郊外の山上に位置する。1999年12月、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。漆黒の外見が特徴的である。

ヴュルツブルクのレジデンツ

ヴュルツブルクのレジデンツ(独:Würzburger Residenz)は、ドイツのヴュルツブルクにある領主司教の宮殿。18世紀にバルタザール・ノイマンによる設計バロック建築様式を代表する、ヨーロッパでも屈指の宮殿である。

建物内には様々な部屋があるが、中でも有名なのは「階段の間」であり、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた、世界で一番大きいフレスコ天井一枚画がある。この吹き抜けは、当時としては常識外れの設計で、「設計ミス」「絶対に崩れる」などと酷評されたが、砲術の技官でもあったノイマンは「砲弾を打ち込まれても崩れない」と反論した。事実、第二次世界大戦の空襲でここだけ天井が残った。その頑丈さの理由として、建材に軽くて丈夫で耐火性がある凝灰岩を使ったことが挙げられる。また、レジデンツの裏にはホーフ庭園が広がる。

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