アビラ県

アビラ県スペイン語: Provincia de Ávila)は、スペインカスティーリャ・イ・レオン州に属している。同州バリャドリッド県セゴビア県サラマンカ県マドリード州カスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県エストレマドゥーラ州カセレス県に接している。県都はアビラ

アビラ県
アビラ県の旗 アビラ県の紋章
アビラ県の位置
Flag of Castile and León.svg カスティーリャ・イ・レオン州
県都 Escudo de Ávila.svg アビラ
公用語 スペイン語
議会
 • 上院
 • 下院
 • 州議会

3議席
4議席
7議席
県議会
 • 議席数
 • 議長

 • 党派別議席数
(2015年)[1]

25議席
Jesús Manuel Sánchez Cabrera(PP CyL[1]
PP CyL:14
PSOE CyL:7
IU CyL:1
UPyD CyL:1
C's:1
TC:1
面積
 • 総計
 • スペイン国内の%
 • 順位

8,049.92km² [2]
1.60%
30位
人口(2010年)
 • 総計
 •スペイン国内の %
 • 人口密度
 • 順位

171,896人[2]
0.37%
21.35人/km² [2]
47位
自治体数 248
住民の呼称 abulense
郵便番号 05
ISO 3166-2 ES-AV
県議会公式ページ
スペインの県 スペインの旗

地理

人口

アビラ県の人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4]

歴史

先史時代と古代

ローマ以前

Vettones cities location map-es
イベリア半島西部のベトン族支配地域
Castro de Las Cogotas 04 by-dpc
カストロ・デ・ラス・コゴータス
Rebaño avileña negra ibérica
ベトン族にとって経済的に重要だった牧畜
Mingorria0520
ミノゴリーアで発見された石像彫刻ベラコ

この地にローマ人が到達する前にすでにベトン族が居住していた。彼らの居住領域の北東境界はアビラの北数キロに位置するカルデニョーサにあったことが確認されている[5]。Vaccaei族も現在の県域の一部、ラ・モラーニャ地域に居住していた痕跡が見つかっている[6]

この地に居住していた人口の大部分は現在の県域のほぼ中央部分に集中していた[7]。この先ローマ時代の居住者であるベトン人はこの時期に領域の高台にいくつかの防備を固めた大規模な集落(エル・ラソ(El Raso)、ラス・コゴータス(Las Cogotas)、カストロ・デ・ラ・メサ・デ・ミランダ(Castro de la Mesa de Miranda、カストロ・デ・ラ・エラ・デ・ロス・モーロス(Castro de la Era de los Moros)、ウラカ(Ulaca)など)を形成していた[8]。これらのうちで規模が最大で最も重要なのはカストロ・デ・ウラカで、推定人口およそ5,900人と考えられている[9]。発見された墳墓の埋葬品の調査からベトンの社会には軍人エリート階級に支配されていたピラミッド状の階級社会で[10]、最下層には奴隷階級が存在したらしいことが確認できる[11]。ベトン族の経済基盤は牧畜で[12][13]、最も主要な家畜はウシで、他にはブタ、ヤギ、ヒツジなどが見られる[14]。この地は耕作には恵まれた条件でないため、農耕はあまり重視されなかったようである[15]。狩猟については盛んにおこなわれ、その一方でドングリのほか、クリ、クルミなどの採集についてはベトン人の食生活において非常に重要であったことがうかがえる[16]

ベトン族は雄ウシや豚の形のおびただしい数の石像彫刻(verraco)をこの地域に残している。この古代の石像はイベリア半島の他の先住民の居住地域でも見られるが、ベトン族地域で最も多く見られる。アビラ県の領域で石像彫刻の43%が発見されている[17]。この石像が何のためのものであったかについては、今日でも議論があり;葬祭儀式のためであるとか、放牧のための通路の目印であるとか、土地の境界を示すものであるとか、または牧畜の守護神であるとかさまざまな説が唱えられているが、何か豊かさに関係する呪術的な役割を帯びた像であろうと考えられている[17][18]

ローマ時代

Conquista Hispania
ヒスパニアの征服

紀元前192~193年、vaccei人とケルティベリア人と同盟関係を結んだベトン人はトレドにおいてプラエトルマルクス・フルウィウス・ノビリオル(Marcus Fulvius Nobilior)率いるローマ軍団に敗北し、トレドは占領された[19]。このことによりおそらくベトン人は今日の県域に居住していた諸部族のうち最も東方に居住する部族となったと考えられる[19]。ただこの出来事とルシタニア戦争(紀元前155年)の開始についてベトン族に関する有意な言及について確認できる記録は残されてはいない。ルシタニア戦争の間、ベトン族はプニクス(Púnico)に率いられたルシタニア軍本体に合流していた[20]。研究者の多くはこの戦争が終わるまでベトン族による加勢は維持されたに違いないと主張している。この後セルトリウス戦争以降、記録はないもののベトン族地域は平和な時代が訪れたようである[21]

CIL II 5865
アビラの城壁にはめ込まれたローマ時代の墓標

アウグストゥスは2度のヒスパニアの属州の境界の再編を行った(紀元前27年および紀元前7-2年)が、現在のアビラ県周辺については変化はなかった。ベトン族の領域に関する矛盾した情報は、多くの研究者がベトン族の領域がヒスパニア・キテリオルとルシタニアという2つの属州に分かれていたことによって混同したことに起因する[22]。そして現在のアビラ県の領域はその北部と東部の一部を除き、大部分が属州ルシタニアの領域内にあった[23]

紀元前1世紀にはこの領域のローマ化により、集落の形態の変化が起こった。防御について考慮する必要がなくなったため、防御に適した場所から街道網に近い平坦な地形において定住地の拡大が見られるようになり[24]、当時まだ多く見られたカストロ、特に街道から離れたものの多くが放棄された[25]。そしてアビラはこのローマ時代のこの地域の、多くの人が暮らす都市としては唯一のものとなった[26]

自治体サン・ペドロ・デル・アロージョの領域内北東部に、エル・ベルヘルと呼ばれる後期ローマ時代のものとして重要なネクロポリスが見つかっており、3世紀から4世紀にかけてのものであると考えられている[27]

行政区画

県人口の約31%が県都アビラで暮らしており、その他のムニシピオ(基礎自治体)は人口1万人以下である。

主な自治体

順位 基礎自治体 人口
(2010年)[4]
1 アビラ 58,245
2 アレバロ   8,114
3 アレーナス・デ・サン・ペドロ   6,816
4 ラス・ナバス・デル・マルケス   5,770
5 カンデレーダ   5,221
6 ソティージョ・デ・ラ・アドラーダ   4,775
7 エル・ティエンブロ   4,302
8 セブレーロス   3,444
9 エル・バルコ・デ・アビラ   2,771
10 ラ・アドラーダ   2,702

司法管轄区

県内は6司法管轄区に分けられる[28]。太字は中心自治体。

  1. アレバロ司法管轄区[29] - アダネーロ、アルデアセカ、アレバロ、バロマン、ベルシアル・デ・サパルディエル、ベルヌイ=サパルディエル、ブラスコヌーニョ・デ・マタカブラス、エル・ボードン、カベサス・デ・アランブレ、カベサス・デ・ポソ、カビスエーラ、カナーレス、カンティベーロス、カステジャーノス・デ・サパルディエル、シスラ、コジャード・デ・コントレーラス、コンスタンサーナ、クレスポス、ドンヒメーノ、ドンビーダス、エスピノーサ・デ・ロス・カバジェーロス、フローレス・デ・アビラ、フォンティベーロス、フエンテ・エル・サウース、フエンテス・デ・アーニョ、ヒミアルコン、グティエーレ=ムーニョス、オルカッホ・デ・ラス・トーレス、ランガ、マドリガル・デ・ラス・アルタス・トーレス、マンブラス、モラレッハ・デ・マタカブラス、ムニョメール・デル・ペコ、ムニョサンチョ、ナーロス・デ・サルドゥエーニャ、ナーロス・デル・カスティージョ、ナバ・デ・アレバロ、オルビータ、パハーレス・デ・アダーハ、パラシオス・デ・ゴーダ、パパトリーゴ、ペドロ=ロドリゲス、ラスエーロス、リビージャ・デ・バラハス、サルバディオス、サン・エステバン・デ・サパルディエル、サン・パスクアル、サン・ビセンテ・デ・アレバロ、シンラバーホス、ティニョシージョス、ビジャヌエバ・デ・ゴメス、ビジャヌエバ・デル・アセラル、ビニェグラ・デ・モラーニャ
  2. アレーナス・デ・サン・ペドロ司法管轄区[30] - ラ・アドラーダ、エル・アレナル、アレーナス・デ・サン・ペドロ、カンデレーダ、カサビエハ、カシージャス、クエバス・デル・バジェ、フレスネディージャ、ガビラーネス、ギサンド、イゲーラ・デ・ラス・ドゥエーニャス、エル・オルニージョ、ランサイータ、ミハーレス、モンベルトラン、ナバオンディージャ、ペドロ・ベルナルド、ピエドララベス、ポジャーレス・デル・オジョ、サン・エステバン・デル・バジェ、サンタ・クルス・デル・バジェ、サンタ・マリーア・デル・ティエタル、ソティージョ・デ・ラ・アドラーダ、ビジャレッホ・デル・バジェ
  3. アビラ司法管轄区[31] - アルボルノス、アマビーダ、アベインテ、アビラ、エル・バラーコ、ラス・ベルラーナス、ベロカレッホ・デ・アラゴーナ、ブラスコミジャン、ブラスコサンチョ、ブラーボス、ブラーロス、ブルゴオンド、カベサス・デル・ビジャール、カルデニョーサ、カサソーラ、セブレーロス、チャマルティン、シジャン、ラ・コリージャ、エル・フレスノ、ガジェーゴス・デ・アルタミーロス、ガジェーゴス・デ・ソブリーノス、ヘムーニョ、ゴタレンドゥーラ、グランデス・イ・サン・マルティン、エルナンサンチョ、エラドン・デ・ピナーレス、エレーロス・デ・スソ、ラ・イハ・デ・ディオス、エル・オジョ・デ・ピナーレス、オジョカセーロ、ウルトゥンパスクアル、マエージョ、マンセーラ・デ・アリーバ、マンハバラゴ、マルリン、マルティエレーロ、メディアーナ・デ・ボルトージャ、メンガムーニョス、ミンゴリーア、ミロンシージョ、ミルエーニャ・デ・ロス・インファンソーネス、モンサルーペ、ムニャーナ、ムニーコ、ムニョガリンド、ムニョグランデ、ムニョペペ、ムニョテージョ、ナリージョス・デル・レボジャール、ナーロス・デル・プエルト、ナバラクルス、ナバルモラル、ナバローサ、ナバルペラル・デ・ピナーレス、ナバルエンガ、ナバケセーラ、ナバレドンディージャ、ナバレビスカ、ラス・ナバス・デル・マルケス、ナバタルゴルド、ニアーラ、オホス=アルボス、エル・オソ、パディエルノス、エル・パラル、ペゲリーノス、ペニャルバ・デ・アビラ、ポベーダ、ポサンコ、プラドセガール、リオカバード、リオフリーオ、サロブラル、サン・バルトロメー・デ・ピナーレス、サン・エステバン・デ・ロス・パトス、サン・ガルシーア・デ・インヘルモス、サン・フアン・デ・ラ・エンシニージャ、サン・フアン・デ・ラ・ナバ、サン・フアン・デル・モリニージョ、サン・フアン・デル・オルモ、サン・ペドロ・デル・アロージョ、サンチドリアン、サンチョレーハ、サンタ・クルス・デ・ピナーレス、サンタ・マリーア・デル・アロージョ、サンタ・マリーア・デル・クビージョ、サント・ドミンゴ・デ・ラス・ポサーダス、サント・トメ・デ・サバルコス、ラ・セラーダ、セラニージョス、シヘーレス、ソラーナ・デ・リオアルマール、ソロサンチョ、ソタルボ、エル・ティエンブロ、トルバーニョス、トルナディーソス・デ・アビラ、ラ・トーレ、バディージョ・デ・ラ・シエラ、バルデカサ、ベガ・デ・サンタ・マリーア、ベラージョス、ビジャフロール、ビジャヌエバ・デ・アビラ、ビジャトーロ、ビータ
  4. ピエドライータ司法管轄区[32] - アルデアヌエバ・デ・サンタ・クルス、ラ・アルデウエーラ、アレバリージョ、アベジャネーダ、エル・バルコ・デ・アビラ、ベセーダス、ベセディージャス、ボオージョ、ボニージャ・デ・ラ・シエラ、ラ・カレーラ、カサス・デル・プエルト・デ・ビジャトーロ、セペーダ・ラ・モーラ、コジャード・デル・ミロン、ディエゴ・デル・カルピオ、ガルガンタ・デル・ビジャール、ヒル・ガルシーア、ヒルブエナ、ラ・オルカハーダ、オジョレドンド、オジョス・デ・ミゲル・ムーニョス、オジョス・デル・コジャード、オジョス・デル・エスピーノ、フンシアーナ、ロス・ジャーノス・デ・トルメス、エル・ロサール・デル・バルコ、マルパルティーダ・デ・コルネッハ、マルティネス、メディニージャ、メセガール・デ・コルネッハ、エル・ミロン、ナリージョス・デル・アラモ、ナバ・デル・バルコ、ナバセペディージャ・デ・コルネッハ、ナバディッホス、ナバエスクリアル、ナバロンギージャ、ナバルペラル・デ・トルメス、ナバレドンダ・デ・グレードス、ナバテハーレス、ネイラ・デ・サン・ミゲル、パスクアルコボ、ピエドライータ、プエルト・カスティージャ、サン・バルトロメー・デ・ベハル、サン・バルトロメー・デ・コルネッハ、サン・フアン・デ・グレードス、サン・ロレンソ・デ・トルメス、サン・マルティン・デ・ラ・ベガ・デル・アルベルチェ、サン・マルティン・デル・ピンポジャール、サン・ミゲル・デ・コルネッハ、サン・ミゲル・デ・セレスエーラ、サンタ・マリーア・デ・ロス・カバジェーロス、サンタ・マリーア・デル・ベロカル、サンティアーゴ・デル・コジャード、サンティアーゴ・デル・トルメス、ソラーナ・デ・アビラ、トルメージャス、トルトレス、ウンブリーアス、ビジャフランカ・デ・ラ・シエラ、ビジャヌエバ・デル・カンピージョ、ビジャール・デ・コルネッハ、サパルディエル・デ・ラ・カニャーダ、サパルディエル・デ・ラ・リベーラ

脚注

  1. ^ a b Corporación 2015-2019” (スペイン語). Deputación de Ávila. 2015年10月15日閲覧。
  2. ^ a b c Población, superficie y densidad por CCAA y provincias y población, superficie y densidad.” (スペイン語). INE(スペイン国立統計局). 2011年11月26日閲覧。
  3. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  4. ^ a b Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
  5. ^ Sánchez Moreno 1998, p. 30.
  6. ^ Domínguez Monedero 1988, pp. 34,51.
  7. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 281.
  8. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 282-283.
  9. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 287.
  10. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 288-289,294.
  11. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 289.
  12. ^ Salinas de Frías 2001, p. 55.
  13. ^ Bonnaud 2005, p. 237.
  14. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 297.
  15. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 297-298.
  16. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 301.
  17. ^ a b Hernando Sobrino 2002, p. 324.
  18. ^ Salinas de Frías 2001, pp. 60-61.
  19. ^ a b Hernando Sobrino 2002, p. 330.
  20. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 331.
  21. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 332-333.
  22. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 336.
  23. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 343.
  24. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 352.
  25. ^ Hernando Sobrino 2002, pp. 349-350.
  26. ^ Hernando Sobrino 2002, p. 353.
  27. ^ Moreda Blanco & et al. 2011, pp. 155-156.
  28. ^ Partidos judiciales de la provincia de Avila” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年8月29日閲覧。
  29. ^ Arévalo, partido judicial nº1 de Avila” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年8月29日閲覧。
  30. ^ Arenas de San Pedro, partido judicial nº2 de Avila” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年8月29日閲覧。
  31. ^ Ávila, partido judicial nº3 de Avila” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年8月29日閲覧。
  32. ^ Piedrahíta, partido judicial nº4 de Avila” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年8月29日閲覧。

参考文献

アドルフォ・スアレス

スアレス公爵アドルフォ・スアレス(スペイン語: Adolfo Suárez González、Duque de Suárez、1932年9月25日 - 2014年3月23日)は、スペイン・アビラ県出身の弁護士・政治家。セゴビア県知事(1968-1969)、RTVE社長(1969-1973)、国民運動副事務総長(1975)、国民運動事務総長(1975-1976)、首相(1976-1981)を歴任した。スペインの民主化期の首相として知られる。

アビラ

アビラ(Ávila)は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州アビラ県のムニシピオ(基礎自治体)。アビラ県の県都である。首都マドリードからは直線距離で西北西に約87kmの位置にある。「城壁と聖人の町」の別称で知られる。

町の名前の語源は、ローマ帝国時代に「白い小部屋(Alba cella)」と呼ばれていたワインセラーの名前が転訛した、あるいは「イベロ人の地」に由来すると考えられている。

アルマンソール峰

アルマンソール峰(スペイン語: Pico Almanzor: スペイン語: Pico de Almanzor: スペイン語: Moro Almanzor)は、セントラル山系のグレドス山脈にある山。スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州アビラ県に位置する。標高は2591mであり、セントラル山系の最高峰である。そのプロミネンスは1689mであり、スペイン大陸部に4座しかないウルトラ・プロミネント峰のひとつに数えられている。

アレバロ

アレバロ(スペイン語: Arévalo)は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州アビラ県のムニシピオ(基礎自治体)。

カスティーリャ・イ・レオン州

カスティーリャ・イ・レオン州(Castilla y León、レオン語:Castiella y Llión、ガリシア語:Castela e León)は、スペインを構成する自治州。

北はアストゥリアス州とカンタブリア州、東はバスク州とラ・リオハ州とアラゴン州、南東はマドリード州とカスティーリャ=ラ・マンチャ州、南はエストレマドゥーラ州、西はガリシア州とポルトガルに接している。

自治州の法には州都が定められていないが、バリャドリッドが州都の役割を果たしている。自治州政府はフンタ・デ・カスティーリャ・イ・レオン(Junta de Castilla y León)。

カセレス県

カセレス県(Provincia de Cáceres)は、スペイン・エストレマドゥーラ州の県。同州のバダホス県、カスティーリャ・イ・レオン州のサラマンカ県、アビラ県、カスティーリャ=ラ・マンチャ州のトレド県に接し、西はポルトガルに接している。県都はカセレス。

スペインの県ではバダホス県に次いで面積が広い。県人口の5分の1が県都のカセレス(91,606人)に住む。県都に次いで人口の多い都市はプラセンシア(42,170人)である。その他の街では、タホ川が流れるアルカンタラもよく知られる。

世界遺産に登録されているサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院は、この県の東部にある。

グアダラマ国立公園

グアダラマ国立公園 (スペイン語: Parque Nacional de la Sierra de Guadarrama) は、スペインの国立公園。公園の面積は約34,000ヘクタールを越え、スペインの国立公園制度において5番目に大きい国立公園である。セントラル山系のグアダラマ山脈にはいくつかの生態学的に豊かな地域がある。マドリード州およびカスティーリャ・イ・レオン州(セゴビア県とアビラ県)に位置する。2003年6月26日に国立公園に指定されたことがスペイン政府官報(BOE)で公表された。

グアダラマ山脈

グアダラーマ山脈 (スペイン語:Sierra de Guadarrama)とは、イベリア半島中央部にある山脈。セントラル山系の約半分を占め、アビラ県のグレドス山地、グアダラハーラ県のアイリョン山地の間にある。

サラマンカ県

サラマンカ県(スペイン語: Provincia de Salamanca)は、スペインの県。カスティーリャ・イ・レオン州に属する。同州のサモラ県、バリャドリッド県、アビラ県に接し、南はエストレマドゥーラ州のカセレス県、西はポルトガルに接する。県都はサラマンカ。

スペインの地方行政区画

スペインには50の県(provincia)があり、この50県は17の自治州(comunidad autónoma)にまとめられる。アフリカには2つの自治都市(ciudad autónoma)セウタとメリージャがある。各県は自治体にあたる8111のムニシピオ(municipio)から構成される。州によっては県とムニシピオの間にコマルカ(comarca)が設置されている。

スペインの県

スペインには自治州に加え、50の県(けん、provincia)がある。

県名のほとんどはその県都の名前と同じで、例外はアラバ県、アストゥリアス県、ビスカヤ県、カンタブリア県、ギプスコア県、バレアレス諸島、ラ・リオハ県、ナバーラ県である(かつてはアストゥリアス県、カンタブリア県、ラ・リオハ県、ナバーラ県もそれぞれ県都と同じ名称で、オビエド県、サンタンデール県、ログローニョ県、パンプローナ県と呼ばれていた)。州都が県都と別になっている例は、エストレマドゥーラ州のメリダとガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラである。

自治州のうち7つは、1つの県だけで構成される。アストゥリアス州、バレアレス諸島州、カンタブリア州、ラ・リオハ州、マドリード州、ムルシア州、ナバーラ州である。

かつてはprovinciaを県ではなく州と訳すこともあった。しかし近年では、自治州と区別するためもあり、州と訳すことは希である。

セゴビア県

セゴビア県(スペイン語: Provincia de Segovia)は、スペインの県。カスティーリャ・イ・レオン州に属する。東、北、西は同州のソリア県、ブルゴス県、バリャドリッド県、アビラ県に囲まれ、南はマドリード州とカスティーリャ=ラ・マンチャ州グアダラハラ県に接している。県都はセゴビア。

トレド県

トレド県(スペイン語: Provincia de Toledo)は、スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州に属する県。県都はトレド。

バリャドリッド県

バリャドリッド県(スペイン語: Provincia de Valladolid)は、スペインの県。カスティーリャ・イ・レオン州に属する。レオン県、パレンシア県、セゴビア県、ブルゴス県、アビラ県、サラマンカ県、サモラ県に接している。県都は、カスティーリャ王国やスペイン王国の宮廷が置かれたこともあるバリャドリッド。

パラドール

パラドール(スペイン語: Parador)は、スペイン、プエルトリコなどスペイン語圏にある比較的高級なホテル・チェーンを指す。

フリオ・ヒメネス

フリオ・ヒメネス(Julio Jiménez、1934年10月28日 - )は、スペイン、アビラ出身の元自転車競技(ロードレース)選手。

ツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャで3回ずつ山岳賞を獲得した。1960年代を代表するクライマーである。

ルベン・ペニャ

ルベン・ペニャ・ヒメネス(Rubén Peña Jiménez、1991年7月18日 - )はスペイン・アビラ出身のプロサッカー選手。リーガ・エスパニョーラのビジャレアルCFに所属している。ポジションはミッドフィルダー(MF)。ルベン・ペーニャとも表記される。

欧州宇宙天文学センター

欧州宇宙天文学センター(European Space Astronomy Centre、ESAC)は、欧州宇宙機関(ESA)の施設であり、太陽系の探査を担当する。スペインのマドリードに近いビリャヌエバ・デ・ラ・カニャダに所在し、ESAのアーカイブと全ての惑星ミッションの管制センターがある。

マドリード郊外のこの施設は、地球の大気の上にある宇宙望遠鏡から、ブラックホールや遠方の銀河、近隣の惑星、さらに太陽系外惑星の画像データが最初に送られ、分析される場所である。ESACは、ESAの宇宙望遠鏡や惑星ミッションの「家」であり、ここからそれらのオペレーションがなされ、また生み出された全てのデータが集められて全世界に公開されている。ESACで行われているミッションには、あかり、ベピ・コロンボ、ガイア計画、ハーシェル宇宙望遠鏡、インテグラル、LISA パスファインダー、マーズ・エクスプレス、プランク、ロゼッタ、ビーナス・エクスプレス、XMM-Newton等がある。

深宇宙と太陽系の探査に加え、ESACは、SMOSのデータ処理も担当している。

ESACの活動に不可欠な深宇宙探査アンテナは、アビラ県のセブレーロスに位置する。2005年9月に開設された非常に正確な指向性を持つ35mのアンテナにより、ESAは水星、金星、火星やさらに遠くの惑星の情報を集められるようになった。

ESACは、ESAが他の宇宙機関とともに行うミッションにも参加している。1つの例としては、日本が主導して2006年2月21日に打ち上げられ、赤外線サーベイを行う人工衛星あかりがある。また将来のものとしては、アメリカ航空宇宙局が主導するジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がある。

またESACは、スペインの若い科学者に天体物理学や基礎物理学の分野への参入を後押しすることを目的とした研究所Spanish Laboratory for Space Astrophysics and Fundamental Physics (LAEFF)も保有している。

ESACのあるビリャヌエバ・デ・ラ・カニャダは、マドリードの西約30kmにある。常緑のオークと15世紀の城の廃墟がESAのハイテクな巨大アンテナや近代的なビルを背景に景観を作っている。セブレーロスはアビラ県にあり、マドリードから約90km、ESACから約65kmの距離にある。

スペインの旗 スペイン
Bandera de la provincia de Ávila.svg アビラ県の自治体

他言語版

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